毛穴の出口が詰まれば､毛穴の中の細菌が増殖し､ニキビや吹き出物の原因になります｡ ニキビ（尋常性?瘡）は､顔などの脂がでる部分によくできる「炎症性疾患」です｡ 「炎症」をおこしているのでそれを抑えるため､病院等では内服・外用の「抗生物質」や「ビタミン剤」を処方して下さいます｡ 抗生物質は細菌の増殖を抑えますが､「毛穴の出口」がつまることは抑えられません｡ そこで､考えられたのが「ピーリング」です｡ 「ピーリング」とは､英語の「peel」(剥す)が語源です｡酸の特徴を活用して､表皮の古くなった角質層をやわらかくして､皮膚の表層部を一定の深さで「剥脱」させることです｡ おもによく用いられる酸は､「AHA」（アルファハイドロキシ酸）と呼ばれる

1. グリコール酸
2. 乳酸
3. りんご酸
4. 酒石酸
5. クエン酸

これらを総称してフルーツ酸と呼んでいます｡
この作用により「毛穴」の出口のつまりをとるのです｡ 通常「ケミカルピーリング」とは､ＡＨＡの高濃度液を医師指導のもと行う「治療行為」のことですので､一般のエステサロンやホームケアで行うことは出来ません｡ 「エステサロン」で行う「ピーリング」は､「ケミカルピーリング」に対して､ＡＨＡの濃度が低く､Ｐ.Ｈ値もやさしいもので､一般的には「マイルドピーリング」と呼ばれています｡